『図書館戦争』第11話、『カイバ』第9話、『マクロスF』第11話、『紅』最終話を見た

図書館戦争』第11話「死闘!茨城県展警備」、カイバ第9話「ワープを討て!」、『マクロスF -フロンティア-』第11話「ミッシング・バースデー」、『紅 -kurenai-』第12話(最終話)「われ存在り」を見た。いやあ、今回は全体的にレベルが高かったかなあ。

図書館戦争』第11話「死闘!茨城県展警備」

ほぼ原作通り。ただ、映像化すると技量がそのまま出るね。ラブコメ要素がある意味、浮いている気がしてしまう。ちょっと贔屓過ぎっていうか。原作のある意味でのストーリーとしての薄さが、アニメでダイジェストで見せられることで、よりはっきりしてしまう感じ。そういった意味では、原作はストーリーそのものではなく、そのディテールの見せ方がうまかったんだと思う。

6.0(サッカー式採点法による。10点満点で5.5〜6.0が平均。以下同)。

カイバ第9話「ワープを討て!」

すばらしいアニメーションっていうか構図と動き。アニメーションでないとできないことがやはり、世界にはあるのだと気づかせてくれる。ストーリーもうまいとは思う。だが、視聴者おいてけぼり対策のために、説明役が出てきたのは興ざめ。しょうがないことなんだろうけれど。とはいっても、動きもストーリーも毎回すごいの一言。

唯一の問題点は、次回放映が7月10日だということだけだな。ふざけんな、WOWOWって気分。

7.5。

マクロスF -フロンティア-』第11話「ミッシング・バースデー」

これぞマクロスって感じ。三託でどれを選ぶのかって、最初から決まり切っていたけれどね。まだまだ、王道の三角関係は続いていく。ただ、いろいろ裏がありそうな描写ってのは、多少興ざめ。いろいろあってもしょせんは、馬鹿話なんだしさ。

6.5。

『紅 -kurenai-』第12話(最終話)「われ存在り」

もうちょっとギャグでいっても良かったかなあという思いがした。まあ、原作とは異なった人物(同じ名称だったり、ほぼ同じような状況だったりするけれど異なった人たちだったな)たちだったが、ストーリー全体をつらぬく飄々としたおかしみがなかなかよかった。あのギャグが結構好きだったな。まあ、原作はとても痛い話でもあるので(少年ジャンプとか一部のライトノベルの孫引きのような世界観だ)、それをうまくまとめてくれたのがアニメーションだったと思う。

6.5(シリーズ全体でも6.5)。