『ドルアーガの塔 第12話(最終話)を見た。

ドルアーガの塔 〜the Aegis of URUK〜』第12話「YOU ZAPPED TO…」を見た。RPGっぽい話をまじめにやるのって、ホント私にはあわないなあ、と再確認させてくれた。なんか、見ていて馬鹿馬鹿しくなっちゃうんだよね。目的とか、状況とか。ありえねーと思ってしまう。目的は、まあ、作品中でも言っていたけれど、逆になんでもいい。だが、状況がねえ。あの竜はあんな狭い場所で何を食っているんだろうとか、食物連鎖は、とか水はどうすんだとか些末なことが気になって楽しめない。

主人公が成長したかっていうと、強くはなったけれど別に精神的に成長したとかってわけでもないしな。ギャグ回はすばらしかったが、それ以外は動きや怪物の造形も含めて退屈なだけだった。竜とか魔王とかはゲームの方が怖いし迫力あるキャラクターが多いよな。今のご時世だと。

個々のキャラクターの掘り下げとかも皆無だしなあ。なんで、ヒロインが主人公を好きになるか、とかの描写もねえ。足りないよ。全然足りないよ。むしろギャグ回だけの方が良かったなあ。政治的には無理なんだろうけれど。

二期にまんま続くってのもな。ありがちだけれど、勘弁。

とはいっても、熱い話は嫌いじゃないので、この話は6.0。シリーズ全体では、5.5(ギャグ回は6.5〜7.0。シリアス回は、4.5から5.0。これは私の好みでしかないけれど)。