『探索者』を読んだ
早川書房、ジャック・マクデヴィット著、金子浩訳を読んだ。普通のSF。っていうかなんていうか。たぶん10000万年近くの未来が舞台。カップから失われた宇宙船、そこから植民地を見つけるという探索もの? 1万年経っても今と価値観があんまり違わないのに逆に違和感感じまくり。ミステリーとしては犯人はあまりにも見え透いている。ミステリーじゃないんだろうね。悪くはないが、格別良いとも思わなかった。これでネビュラ賞受賞ってどんだけ……。
主人公達にも共感できないし、何を描きたいのかも私にはよくわからなかった。そしてあまりにご都合主義の連続。まあ、別にいいんだけれどね。
5.5
- 作者: ジャック・マクデヴィッド,John Harris,金子浩
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (19件) を見る