『ブレイクブレイド』4巻とWebコミック1話分を読んだ。
掲載紙が廃刊したことにより、Webでの月一公開(http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood/bureikub01_0001.html)というかなり特異なスタイルになった『ブレイクブレイド』の書籍既刊4冊をまとめ買い。さらに、1話分がちょうど掲載されていたのでWebで視聴。ただ、私はコミックはPCじゃなくて紙で見たいな、と再確認はした。
はるかな未来、石英(現在の石英と同一かは不明。たぶん違うんだろう)を動力として利用可能になった人々が住む世界で、その石英を動力とする能力がない主人公が発掘された巨大ロボットを使って王国の危機に戦う話、って感じかなあ。
ストーリーはいい意味でも悪い意味でも若さを感じるし、絵もとりわけうまいとは思わないのだけれど、戦闘シーンにある種の魅力を感じる。人が戦闘でバンバン死ぬのもいい。そういった意味では、ガンダムとは違うのだよw。 もちろん、巨大ロボットに人が乗って戦うってのは、リアルに考えたらありえないこと(歩行だけで人は乗り物酔いになるはずだし、倒れただけで機器が破壊される以前に、人はバラバラになっていることだろう)だけれど、雰囲気でうまくごまかしている。女の子がちょっと女の子なのは、どうかなあ、っていうか読者の都合だろうけれど、汚い世界っぽいので今後に期待している。
6.5
- 作者: 吉永裕ノ介
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2008/09/11
- メディア: コミック
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