『劇場版空の境界』第6章「忘却録音」を視た。そして愚痴ばかりを言いながら今、帰宅した。

本日、『劇場版空の境界』第6章「忘却録音」を視た。そしてがっかりした。なんだ、このただの萌えアニメは? なんでこんなキャラクターだけを全面に出した糞アニメにしたんだ? 妖精が見えないから、式を連れて行った鮮花がなぜ単独で妖精と戦えるんだ? 式連れて行った意味、まったくないじゃん。つーか、なんで伝奇的な、被害者にも十分な理由とか、浮かばれなさがまったくないってのは一体なんなんだ。あのつまらない決着の付け方はなんなんだ。

一緒に見に行ったカミサン共々、出るのは愚痴ばかり。『空の境界』は良くも悪くもおどろおどろしたところがあり、こけおどし的なはったりがあり、萌えって要素は、結果的にはあったかもしれないが、けっして意図的に明示されたり、ねらうものじゃなかったはずだ。ふざけんな、って気分だ。ストーリーの奥深さがまったくないのが、単純なストーリーにしたのが、実に映画をつまらなくしている。これって、別に『空の境界』である必要性ってまったくないな。原作のこの章もももちろん、萌えねらいの話でしかない。だが、そこにさまざまなガジェットを盛り込むことで、十二分に『空の境界』になっていた。映像的には背景とかは非常にすばらしい。キャラクターもそれほど不満は感じない。構成、ストーリーは最悪だ。とても残念だ。

5.0