『とらドラ9!』を読んだ。

いやあ、読んだのはちょっと前なんだけれどね（早売り店で購入してしまった）。うーん、大体予想通りの筋っていうか展開なんだけれど、うまいねえ。これだけ愛されるけれどハーレムっぽくない主人公も珍しいっていうか、女性作者だからかな。きちんとそれぞれ理由があるし、みんないい子たちだなあ。ただ、我慢できるうちは、本当の恋愛感情じゃない気がするけれどね。自分では押さえられないくらい、脳内麻薬垂れ流しってのが、本当の恋愛感情なわけで（個体差も大きいんだろうけれど）。相手を思って身を引けるうちは、まだまだ、とかオッサン臭いことを思ったりもする。っていうか、みんな男気があるなあ（女性たちだけれど）。

まあ、そうはいっても、竜児の選択は一択なんだろうな。痛さゆえの青春？　も大団円が近くなってきた気がするんだけれど、まあ、まだまだ一波乱？　アニメも始まったことだし、ってそろそろ終わらせた方がいいような気もするけれどね。そのあたりは間違えない気がするけれど。

6.0

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)