『とらドラ！』第10巻を読んだ。

昨日、購入して昨日読み終えていた。終わったなあ、という感慨しかない。うまくまとめたのかといえば、そうなんだろう。ただ、すでに9巻の時点である程度予想できた結末だったということだろう。いろいろ紆余屈折があったにせよ、驚きはない。2カ所ほどツボにはまって爆笑してしまったので十分満足だ。

コメディーとしては、それほどのものでもなかった気もするのだけれど、個人的にはシリアスな若者の恋バナとしてではなく、どっちかというとっていうか完璧にラブ・コメディーとして読んでいたので、物足りない終わり方くらいでちょうど良かった気がしている。こんな風な。

まあ、どうせ、スピンオフで食い足りないって部分は補完されるのだろうしね。

6.0（シリーズ全体で6.0）