『空の境界』「未来福音」を読んだ

劇場版空の境界』「第5章」をまた、見たり、評判の高さが聞こえてきたこともあって、我慢できなくなり、ヤフオクで「未来福音」を入手。コミケで入手するつもりだったのだけれど、前日に無理して当日4時に目覚めた時には完全にへばってしまい、コミケ行きをあきらめて映画だけを見るという情けない話になっていた。価格は、1,000円ということだが、同人誌とは思えないハードカバー(ただし、背は一部しか糊付けされていない)で本文192ページという豪華さ。内容的にもすばらしいできだった。

竹内によるコミックは、マアマアという程度だが(えらそうですいません。同人コミックを見慣れているので、逆にそれほど感激はしませんでした)、小説は二次創作ではなく本人によるエピソードとエピローグ? の追加なわけで、非常に良かった。ただ、こんなハッピーエンドでいいのか? ってのはあるけれどね。そういった意味では、小説『空の境界からしたら蛇足といえるのかもしれない。ただ、ファンとしては新作を読むことができてただ、嬉しいとしか言いようがない。原作ファンは委託が開始されたら必ず購入するべきだろう。1,000円というのは、かなりお買い得っていうかお値打ちだと思う(私はその何倍も支払ってしまったわけだが、その数週間が待てなかったので嬉しく思っている)。

7.0