『彷徨える艦隊』「旗艦ドーントレス」を読んだ
ジャック・キャンベル、早川書房。救命ポッドの冷凍睡眠から100年ぶりに目覚めたら英雄になっていた大佐が艦隊をひきいて大活躍する話。普通におもしろい。ただし、他の軍人がみんな凡庸なのは、人的資源の消耗のせいだとしても、なんか話が単純すぎる気がする。切実さも感じられない。葛藤とかほとんど感じられない(ないわけじゃないけれど)。それとドーントレスとかいう艦名が嫌。どういった風に古代(今のことだ)のネーミングが伝わっているかは知らないけれど、軍船には普通つけないよな。ものすごく違和感がある。とはいっても楽しく読んだ。続刊も買うつもり。
6.5
- 作者: ジャック・キャンベル,寺田克也,月岡小穂
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 文庫
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